亜麻仁(アマニ)油・
麻の実油(ヘンプシードオイル)について
良い亜麻仁(アマニ)油ついて
亜麻仁(アマニ)油の主成分は、α-リノレン酸と⾔う脂肪酸。 この成分は、体内に吸収されると名称が変わり、効能・作⽤も変化します。 α-リノレン酸からまず EPA(エイコサペンタエン酸)に変化し、最終は DHA(ドコサヘキサエン酸)に変化されます。
魚と比べて優れている点は
お魚の場合、お刺身や揚げ物など加工したあとに食しますが、オイルで摂る事ができれば カラダの中では酸化される事もなく、新鮮な状態で吸収(摂取)できる点が利点です。
要するに、亜麻仁(アマニ)油を摂れば⿂を食べた時と同じ状態になります。 但し、カルシウムやタンパク質等の栄養素はなく、あくまでもオメガ3脂肪酸を摂るのが目的のオイルとなります。
ヘンプシードオイルについて
麻の実油(ヘンプシードオイル)の主成分は、リノール酸(約6割)とα-リノレン酸(約2割)。 亜麻仁(アマニ)油はオメガ3を摂取するためのオイルに対して、麻の実油(ヘンプシードオイル)は必須脂肪酸であるオメガ6とオメガ3が自然のままバランス良い比率で入っています。ここが凄い点です。オイルバランスを、いちいち考えるのが⾯倒なかた向きオイルと⾔っても過⾔ではない、そんなオイルでしょう。
また皆様が普段よく使⽤するサラダオイルは、リノール酸が約80%占めており、α-リノレン酸は全く入っていないオイル。米油もゴマ油もオリーブオイルもオメガ3は殆ど含まれていません。オリーブオイルの主成分は、オレイン酸で主な働きはエネルギーに変換されることが多い成分なので、摂り過ぎてエネルギー消費しなければ中性脂肪として残ると⾔われていますので取り過ぎには⼗分注意が必要でしょう。
亜麻仁(アマニ)油はナッツ系のストロング・ビターテイストで、後味にほろ苦さを感じます。このほろ苦さを和らげる食材は、お醤油・塩味がとても美味しさを旨さに変化させてくれます。
麻の実油(ヘンプシードオイル)はナッツ系のライトテイストですが、後味に青臭さを感じます。この青臭さを和らげる食材は、すだちや柚子、梅肉(柑橘)となります。麻の実油(ヘンプシードオイル)も亜麻仁(アマニ)油同様に、お醤油・塩味に合います。
しかし、麻の実油(ヘンプシードオイル)は甘めな風味よりもライトな口当たりと爽やかな柑橘系が入る事で亜麻仁油とは⼜違った風味となります。例えば、ポン酢や三杯酢食品など爽やかな風味になる食材との相性が良いです。
どのタイミングでかけるの?
⼀番良いのは、食べる直前にかけて食べる。粘り気がある食材やオイルがお皿に残りにくい食材と⼀緒に摂る事を推奨。せっかくのオイルがお皿に残るともったいないですから。
大皿に料理を盛り付けてオイルを掛けて、その後にシェアする食べ方でも良いですが自分がどれだけオイルを食べたか解りにくいので・・・出来れば取り分けた後に、自分の必要量だけをかけて食べた方が良い。そんな方法で食べてほしいと伝えています。
亜麻仁(アマニ)油・麻の実油(ヘンプシードオイル)に合う料理をわざわざ作らない!
どうすれば長く続ける事が出来るのか?これは、このオイルに限った事ではなく全般に言える事。せっかく良い商品を購入しても、続けなければもったいない・・・
そこで、オススメしたい!それは、わざわざ亜麻仁(アマニ)油や麻の実油(ヘンプシードオイル)に合った料理を作るのではなく、出来上がった料理に一かけするだけで良いです。例えば醤油をかける料理があれば、亜麻仁(アマニ)油も⼀緒にかけ、柑橘系食材を使った料理があれば、麻の実油(ヘンプシードオイル)を⼀緒にかけてあげる。これだけで良い。今回ご紹介しているお塩をプラスするだけでも、つけだれのような使い方もできます。
オシャレな料理は少々手間と時間が掛かるため、毎⽇は登場しにくい料理です。もちろん、おしゃれ料理にも合いますが、わざわざ感と手軽さがないと長続きがしなくなります。
醤油や柑橘系の料理に掛かっていれば亜麻仁(アマニ)油や麻の実油(ヘンプシードオイル)をかけてみる!まずはオイルをかけてあげる!「かけてあげる」これがキーワードですね(^_^)この習慣を付ければ、ストレスなく続ける事ができ効果を期待することできるでしょう。
特に、オイルをかける事で手抜き料理が⼀手間かけた料理に変身します。これは必見です。忙しい主婦の方、料理がちょっと苦手な方にも嬉しい調味料に!こんな簡単に摂る事ができるし、サラダだけではないと思ってもらえれば嬉しいです。