かしこいOiLの選び方
オイルの見分け方
おすすめはオーガニック認証を受けた原材料と低温圧搾&未精製処理のオイルです。また容器も遮光性に優れた色のついたガラス容器がオススメ。透明よりも茶透明、茶透明よりも黒透明、黒透明よりも真っ黒(光を通さない)容器を選ぶことをおすすめします。
できる限り透明瓶ではなく、遮光性の高い色のついた容器に入れるのがおすすめです。光に当たるのを防ぎ、味の劣化を遅くさせ美味しいオイルを維持させます。
日本で流通している海外製のオイルは、オーガニックの原料が使われている事が多いです。酸化が遅いと言われるオリーブオイルも同様です。どのような容器で油の品質が守られているのか。そこにも注目して油選びをしてみてください。
亜麻仁油は高いから!
亜麻仁(アマニ)油の主成分はα-リノレン酸。α-リノレン酸を食事と一緒に摂るとカラダの中でEPAやDHAに変換されます。できれば他の油との比較ではなく魚と比べる方がいいかもしれません。
魚はカラダに良い事はわかりますが毎日食べるのは難しい。しかし亜麻仁(アマニ)油を食事に取り入れる事で魚を食べた事と⼀緒の意味を持ちます。亜麻仁(アマニ)油⼤さじ1杯で、イワシ3匹、マグロ赤身刺身4切れ、シシャモ8匹。魚は捕れる場所ではなく、加工された場所で産地表示がされます。その点、私たちのオイルはどこで収穫され、どんな製造方法で製品になったかを知る事もできます。栄養たっぷりの亜麻を低温圧搾しこだわりの黒ボトルに詰めた自信をもっておすすめできる商品です。
開封してから、どれくらいで使用すれば?
目安は1ヶ月です。(2ヶ月でも問題はありません)当店の亜麻仁(アマニ)油や麻の実油(ヘンプシードオイル)の容器は、真っ黒のため遮光性が高く、他商品と比べてもオイルへのダメージが少なくなっております。小サイズを大さじ1杯毎日続けて食べると2週間で使い切れ、大サイズでも約20日で使い切れてしまい、週5日食べれば1ヶ月以内で使い切れるようにしています。
常温保存していたオイルが生臭い味しました。これは大丈夫ですか?
普通の水道水も冷たく冷やせば美味しく感じるのと同じで、常温のオイルも本来の風味をダイレクトに感じることが出来ます。特に透明のオイル(無味無臭)に慣れているので、初めて未精製処理のオイルを食された方はオイルの風味に驚かれるでしょう。
亜麻仁油は人によって感じ方が違いますが、魚っぽい風味に感じる方もいらっしゃいます。
亜麻仁油は何故苦み・渋みを感じるのですか?
ほうれん草、パクチー、セロリは何故苦いの?と聞かれたら、あなたはどのように答えますか?
亜麻は世界で300種類生息していると言われています。同じ亜麻でも食用に向かないオイルもあります。また育つ環境がそれぞれ違い、それぞれの環境下でそれぞれの味や風味になります。同じ人間でも住む場所や環境で性格が違うのと良く似ています。
亜麻は世界で約三百種類生息し同じ亜麻でも食用に向かない品種があります。考えられる要因としては育つ環境や気候が違い、それぞれの環境下で個々の味や風味になると言われています。
当店の亜麻は、カナダの中央にある州で収穫された種を使用しています。亜麻は寒い地域で育った方が食用に向き、主成分であるα-リノレン酸を多く含んだオイルが出来ると言われています。種の中に約40%の油脂含まれていますが、低温圧搾のオイルは約20%しか搾油できません。⼀番小さいボトルの亜麻仁(アマニ)油を作るには、種が約1kg必要です。亜麻は⼀年草で、季節によって降水量や日照時間が異なり、脂を含む割合も変化します。渋みが出る要因としては、外殻と実の間に薄い皮膜があり、この皮膜には栄養が多く含まれますが、渋みや苦みも含まれます。オイルの精製時にこの皮膜まで圧搾をした場合、 どうしても風味の変化が生じます。また、種に含まれている水分量や絞る時期(雨期と乾季時の違い)によっても変化していまいます。熟練のプレスマスターでも⼀定の風味を維持するのは至難の業といわれます。