小アジ8匹と亜麻仁油大さじ1杯
2020/04/21
小アジ8匹と亜麻仁油大さじ1杯
これが事実です!
大袈裟なタイトルで申し訳御座いません。
補足が必要ですので御伝えします。長文になりますがお付き合いをくださいませ。
まず、青魚にはオメガ3脂肪酸(EPAとDHAのみ)が高含有していると聞いた事があると思います。これは本当ですが…青魚も沢山種類があります。食卓に挙がる頻度が高い食材の中でアジやイワシ・マグロが一番多いと思います。その中でも安くて買いやすい食材であるアジと亜麻仁油を比較しています。
アジのDHA含有は約570mg/100gです。この100gは可食部を差しますので写真の様な荷姿の場合であれば可食部は少なくなります。可食部だけを考えると本来は小アジ12~16匹必要かなと。このアジの総重量は320gとなりますのでDHAは約1700~1850mgと計算されます。
亜麻仁油には、オメガ3(αリノレン酸のみ)が含有。しかし100g中100%含んでいる訳では御座いません。
当店の亜麻仁油には平均約60%のαリノレン酸を含んでいますので、大さじ1杯(14g)の中に、αリノレン酸は約8g(8000mg)含有しています。またαリノレン酸は体内に入るとEPA→DHAと変化していきますが、全て変化するのでなく約20%しかDHAに変換されません。よって約8000mgの20%で約1600mgのDHAが残る計算となります。
*変換率は人によって差がありますのでご注意を。
魚で栄養価を補う方が良い・・・その通りだと思います。
ただ魚の場合色々と面倒な作業が発生しますから、面倒だから食べないなど色々理由を付ける方が多いのでは?もう一つの手段として、オイルで魚を代用する。これがオイルインスタイルの考え方です。
魚には脂以外の栄養素も含まれています。コロナの影響で自炊が多くなり食材も買い出しする機会も増えましたよね??魚を買うよりもオイルを買えば冷蔵庫のスペースや金銭的にも節約につながるのかと思い、このタイミングでこの記事をアップしてみました。
知らず知らずのうちに、加工食品や冷凍食品が増え脂肪酸バランスが不安定になりがち。そんな方にも是非使ってみてほしいです。ちなみ世界中のオイルでαリノレン酸を50%以上含んでいる植物系は・・・亜麻仁油・えごま油・チアシードオイル・サチャインチオイルの4種のみです。