当店のガラスボトルについて
2021/01/17
当店のガラスボトルについて
ガラスボトルについて
当店のガラスボトル…実は特注品。特注品と言ってもボトルの形状ではなく真っ黒な塗装が特注なのです。今回はあまり知られていない当店のガラスボトルの真実をブログにてご説明します。
- Q:このボトルはカナダの容器ですか?
- A:日本製です。(日本からカナダに輸出しています)
- Q:茶色の遮光瓶を良く見かけますが、同じぐらい遮光されますか?
- A:茶色のガラス容器よりも光を通しません。
- *補足:茶色の瓶は、他の色づけ容器と比べ光を通しにくいですが高波長の光(可視光線)は通してしまいます。(茶色の容器は480μm以上になると約30%紫外線を通します)
- Q:なぜ、この容器を使うのですか?
- A:未精製のオイルには必ずその種の風味が存在します。その風味を維持できるのはプラ容器ではなくガラスボトルだけで、茶色の瓶よりも優れた遮光性を求めた結果、現在の容器に辿り着き今に至ります。
このボトルは、ガラスの生地に着色している訳ではなく外側の表面に黒塗装をしています。ガラスボトルも塗装も全て日本国内で製造・加工し、厳しい検査を経た国産の容器を使用しています。またキャップも身と蓋を一体型にし、注ぎ口もハの字の切り込みだけを採用していますので、開封時に余計な空気侵入を防ぐ構造にもなって、オイルの品質を安定・維持をさせております。(外側に塗装する事で、一般の資源ゴミとして出す事が出来ます)
最近ネット通販で、たくさんの亜麻仁油が出品されているのを目にします。何を基準に亜麻仁油を選んでいますか?価格?品質?買いやすさ?・・・それぞれ皆さまのライフスタイルに合わせた購入されているかと思います。同じカナダ産でも安いのもあれば高いのもあり、この違いの多くは日本でボトリングされている事が多く、当店もよくその話を受ける事が御座いますが、あえて国内でのボトリングをしておりません。
理由は、現地でコールドプレスされたオイルの品質を維持できる容器に入れた方がオイルにも良いためです。どれだけ日本国内で管理された場所で入れ替え作業をしても、現地の絞りたての風味を出す事はやはり不可能ですし、入れ替え作業時にどうしても色々な設備の設置面とオイルを触れあってしまい本来の風味が損なう恐れがあるため。
正直、ここまでこだわってオイルを作っている会社は少ないとは思いますが、どうせ作るのなら自分たちが納得し自信をもった商品を出して行きたい。そう考えたからです。
日本製の特注ガラスボトルを使用し、現地充填しているオイルは日本中探しても当店しかないでしょうね。亜麻仁油の味、現地の味を是非堪能そして楽しんで貰えると大変嬉しく思います。
青色の遮光瓶、実は一番紫外線を通します。その次に緑色、茶色となります。青色はアロマ系で良く使用され、緑は海外容器の定番、茶色は薬品やお酒で使用されることが多いと思います。
茶色の容器は、青と緑の容器の中では一番紫外線を通しにくいですが、480nm以上の波長になれば一気に上昇します。亜麻仁油の商品で箱(化粧箱)に入って販売されているのは、この光を遮断させる役割もあるのかもしれません。もちろん使用中も箱を捨てずに使用する必要がありますが・・・ほとんどの方は捨ててしまいますよね??
当店で使用している黒塗装ボトルは殆ど光を通していないのがわかると思います。化粧箱がなくても…どんなシチュエーションでもオイルを守ることができます。